いま聴いている音楽 カーラ・ブルーニ

最近は残業の嵐が吹き荒れているのだが、今日は隙を見て３つもＣＤを購入してしまった。そのうちのひとつがカーラ・ブルーニのファーストアルバム『ケルマン・マ・ディ〜風のうわさ』。「フランスで100万枚という驚異的なセールスを記録した話題のデビューアルバム」「スーパーモデルからの華麗なる転身！」などというジャケットの言葉がかなり怪しいのだが(笑)、「ノラ・ジョーンズのメランコリーとレナード・コーエンの内省、ジョルジュ・ブラッサンスの自由さ、そしてセルジュ・ゲンスブールの孤独といったものがエロティックに、ゆるやかに織り合わされ、淡い色の夢想が描き出されている。まさに一生ものの傑作である」などと書かれていたら、そりゃあ買っちゃうって。ノラ・ジョーンズもレナード・コーエンもジョルジュ・ブラッサンスもセルジュ・ゲンスブールも知らない人ならどうかは知らないが、ノラ・ジョーンズもレナード・コーエンもジョルジュ・ブラッサンスもセルジュ・ゲンスブールも大好きならね。
聴いてみると、いかにもフランス風の音楽。ベースはシャンソン。確かに初期のレナード・コーエンに通じるところがあるし、ジョルジュ・ブラッサンスっていうのも分からないではない。ノラ・ジョーンズも分かるが、セルジュ・ゲンスブールっていうのはよく分からん。似てるといえば似てる気もするけれど、「セルジュ・ゲンスブールの孤独さ」とは違う気がする。まぁ、いま初めて聴いている最中だから、断言はできないのだけれど。
ちなみに、今日、購入したＣＤは下記のとおり。
　カーラ・ブルーニ / ケルマン・マ・ディ〜風のうわさ
　ビースティ・ボーイズ / トゥ・ザ・5ボローズ
　PJハーヴェイ / Un Huh Her
ビースティーズとPJハーヴェイは今日は聴けないと思う。

（追記）セルジュ・ゲンスブールにも似てる気がしてきた(笑)。例えば、「手切れ」みたいな感触が確かにあるかも。しかし、酔って聴いてると、やっぱいいかげんな聴き方になるなぁ。