2004-06-01から1ヶ月間の記事一覧
ドゥルス・ポンテス / プリメイロ・カント ポルトガルの新世代ファドの歌姫による1999年のアルバム。これ以前のドゥルスの作品はたいして好きではない。世界的に大ヒットした「ラグリマス」ですら、ただのウェルメイドなポップス以上のものではないと思う。 …
クライアントの要望を聞いていると、目的が曖昧であるため、自身で列挙してみせるアイデアも何がしたいのか訳が分からなくなってしまっているケースが少なくない。 その場合、当然、目的の整理・明確化から取り組むことになる。だが、これを先方に納得させる…
今日は静岡市の大雨のために新幹線に長時間閉じ込められた。大雨にあった人は大変だったことは想像できるが、僕には思わぬ休息。たとえ新幹線のなかであっても。 ところで、朝9時ぐらいの新幹線の車内放送で「午前中に運転を再開する目処は立っておりません…
ティアーズ・フォー・フィアーズ / ティアーズ・ロール・ダウン なつかしのティアーズ・フォー・フィアーズ。数少ない今でも聴ける80年代POPS。キャッチーなメロディに硬派なメッセージを乗せたプロテストソングの数々。特に"シャウト"のメロディはやはり忘…
そう言えば、漫画について書いてなかった。長くなるので、ざっと簡単に。 ・吉野朔美『period』1巻(小学館) 久しぶりの吉野朔美の作品。父親による家庭内暴力のなかでサバイバルしている兄弟の話。みんなが少しずつおかしくなっていく? いや、むしろあら…
こだま和文 / Pistol Opera Soundtrack リトテンの土生 剛も参加しているサントラ。鈴木清順が2001年に撮った映画もおもしろいが、このサントラも見事。こだま和文のライブが見たい! このアルバムの5曲目の「殺しのブルース」には映画内とは違って歌が入っ…
ひさしぶりのライブで楽しみにしていた名古屋クアトロ15周年記念公演。 bonobosは言われまくっているだろうけれど、まさにフィッシュマンズ。ロックよりのフィッシュマンズといったおもむき。変わったものを見たという感じで、なかなかおもしろかった。だ…
本書は、民事再生法の適用を申請し、一度は破綻した東ハトが、社員のモチベーションを高めるために作った社内向け小冊子が元になっている。タイトルの通り「おかしを仕事にできる幸福」について書かれた絵本。見開きで左ページに絵、右ページに文字。しかも…
サウンドトラック / ロミオ+ジュリエット 映画のサントラ。名盤。なんと言ってもガービッジの"#1 Crush"とレディオヘッドの"Talk Show Host"がすばらしい。これらの曲は彼ら自身のアルバムには未収録であるにも関わらず、ライブではよく演奏されている。こ…
先日、出張の途中で『日経ビジネス アソシエ』(2004年7月6日号)を読んでいたら、やはりヨーロッパの労働時間は短いという文章が載っていた。ヨーロッパ一労働時間が長いイギリスでも2週間少々の夏のバカンスは当たり前で、フランスやイタリアに至っては1…
ブックオフで購入。どうでもいい本。読んで損した。あんまり無内容な本で商売をしてはいけない。
t.A.T.u / 200 KM/H IN THE WRONG LANE 実は割と好き(笑)。こういうウェルメイドなポップス、つまりは商品にすぎないかもしれないが、きっちりとクオリティは高い作品は嫌いではない。東京ドームでのコンサートに行かなかったこともマジで残念。 ただし、こ…
昨日は出張ついでに実家に帰っていたのだが、実家で見つけて頂戴してきた本(笑)。父親は購入したものの読んではいないらしい。そんなに分厚い本ではなく、リーダビリティも高いので、家に戻るまでに読了。 大した期待もせず実家のテーブルの上に置いてあった…
あまりに忙しく、先週は平均すれば4時間睡眠っていう感じ。とてもじゃないが、日記を更新できず。来週もどれだけ更新できるかは怪しい…。
Laurie Anderson / strage angels というわけで、ローリー・アンダーソンの89年の作品。このアルバムのジャケットにはロバート・メイプルソープの写真が使われている。目を閉じたローリー・アンダーソンが無機的なマネキン人形かアンドロイドのようにシャー…
実はジャン・グエン=ハツシバ展について書きたかったのだが、長くなるので今日はMoMA展に触れて終わりに。と言っても、実は時間がなかったのでMoMA展はぜんぜんちゃんと見ていない。また、今度ゆっくりと見るので、そのときに書きます。って、これではMoMA…
イリヤ&エミリア・カバコフのインスタレーション「私たちの場所はどこ?」は、時代とスケールが異なる3つの展覧会が一つの空間に同居する、かつてない不思議さと驚きに満ちた展覧会です。空間には、金色の額縁に入った古典絵画らしきものとそれを眺める巨…
「たとえ誰であろうと人間として許されないことっていうのはあるはずだ。人を殺してしまうという行為に対しては、小学生であっても大人であっても何も違いはないはずではないか」 僕の考えはこれとは違う。だが、この手の"実感"に対して"実感的な反論"は難し…
エゴ・ラッピン / ナイト・フード エゴのサード。当然、快調。
今日買ったばかりなのに、ちょっとした風にすぐに壊れた。確かに見るからにちゃちではあったけど、あれはあまりにひどい。昔の500円傘はもう少し強度があった気がするんだけれど…。コストダウンのためなのか骨が弱くなっていることもそうだが、骨とビニール…
スパニッシュケルトの中堅(?)ルアブ・ナ・ルブレの2002年度のアルバム。このアルバムの2曲目にはビクトル・ハラ*1の名曲「平和に生きる権利」がカバーされている。 この曲は日本でもなじみが深く、ソウル・フラワー・ユニオンによる日本語でのカバーを知…
既に有名だが、"Karma in the Life"をご紹介。"Karma Police"+"A Day in the Life"。つまり、レディオヘッドの「カーマ・ポリス」のメロディにジョン・レノンの歌が重ねられている。すばらしい。
PJハーヴェイ / Un Huh Her これはいい! 冒頭なんて傑作サード『トゥ・ブリング・ユー・マイ・ラブ』の表題曲にそっくりに暗くて重いギターの響きで始まる。全体的にも暗雲が立ち込める重苦しいロックが展開されている。歌われるのは、地べたをのた打ち回る…
「世界最古の木管楽器ディジュリドゥーを片手に世界を渡り歩く男GOMAが敬愛して止まない3人の男達と共に熱いセッションを繰り広げます。JUDEやAJICOなどで知られる名ドラマー、椎野恭一。LITTLE TEMPOでお馴染みの田鹿健太。phatなどに参加しているパーカッ…
ビースティ・ボーイズ/トゥ・ザ・5ボローズ かっこいい! オールド・スクール・タイプのヒップホップ! やっぱサマソニ行くべきか。
本日の朝日新聞夕刊(2004/6/5)にそんなタイトルの記事が載っていた。女性のハンカチ携帯率自体は95%らしいのだが(ちなみに男性は65%)、「顔をぬぐったり、食事でひざに掛けたりするときだけに使う。友だちもみんな同じ」だとか、「ハンカチを出す時ぬれ…
●スターライト・レゲエ・フェスタin明宝 2004/7/17(土)〜18(日) むむむ…。●ジャネット・ケイwith special guests スリラーU and カルカヤマコト@名古屋BlueNote 2004/7/5(月)〜7(水) でたっ、カルカヤマコト。ジャネット・ケイは去年も行ったけど、…
「松尾匡のサイト」の「元人質バッシングについて」という文章に引用されている愛知県の橋本さんという高校教員の方のメッセージ。本当にその通り。 「経済/経済学@いちごびびえす」の「木村剛〜〜KPMGフィナンシャル〜〜」におけるドラエモン氏の202…
最近は残業の嵐が吹き荒れているのだが、今日は隙を見て3つもCDを購入してしまった。そのうちのひとつがカーラ・ブルーニのファーストアルバム『ケルマン・マ・ディ〜風のうわさ』。「フランスで100万枚という驚異的なセールスを記録した話題のデビューア…