目的の曖昧さ

クライアントの要望を聞いていると、目的が曖昧であるため、自身で列挙してみせるアイデアも何がしたいのか訳が分からなくなってしまっているケースが少なくない。
その場合、当然、目的の整理・明確化から取り組むことになる。だが、これを先方に納得させることが存外に難しい。なぜか。理由は簡単で、効果をあれもこれもと求めてしまうからだ。限られた経営資源の効率配分を説明し、納得させるまでの労力といったら並大抵のものではない…。