2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

三鷹天命反転住宅

住みたいと思うのはどういう人だろうか。 三鷹天命反転住宅 http://www.architectural-body.com/mitaka/

バーナンキ祭り

おもしろい。と言うか、こういう表現が適切かどうかは分からないが、カノ国の中央銀行の新しいトップにここまで萌えることができるというのはある意味すごい。経済学者に対してもファン心理が機能するというのは、以前には考えられなかったのではないか。 だ…

ポータブル・オーディオを巡って

先日、久しぶりに飲んだ人との会話で、その人が初代iPodを持っていることを知ったのだが、さらに話を聞くと、iPodが重いのでSONYのネットワーク・ウォークマンを買ったのだが使いづらくて、結局はiPodを使っているとのこと。 僕は初めにSONYのネットワーク・…

t.A.T.uのPVを見て

テレビで「オール・アバウト・アス」のPVを見た。ジュリアが男を銃で撃ち殺すシーンが問題となっていたはずだが、思ったほどに話題にならないのは、やはりt.A.T.uにさほどの衝撃がないからだ。その理由はおそらく大きくふたつ。 ひとつめは、彼女たちの曲そ…

ニキタ・マガロフ / ショパン:夜想曲全曲

ショパン弾きで有名なマガロフのショパン。実は夜想曲の持ついわゆる「優美さ」なるものがあまり得意ではないのだが、マガロフの演奏は繊細さが際立っていて心が惹かれる。とても良いアルバムだと思う。本来、すぐにロマンティックな雰囲気に流れがちな夜想…

ファシスト度チェック

数値結果は、2.1666666666666665 総合評価は、「あなたは『自由主義者』です。 自己中心的、相対主義、即時志向、感覚主義、快楽志向が特徴です」とのこと。 個別の評価項目についてはほぼどれも2点前後なのだが、「破壊性とシニシズム: 人間的なものに対す…

フィリップ・グラス / ソロピアノ

カフカの変身をモチーフにした作品。久しぶりに聴きなおす。いつも思うのだが、カフカの小説からインスパイアされたにしては妙に感傷的に過ぎ、聴き易すぎる。カフカをどう読めばこうなるのだろうか。ピアノの音色の反復が感傷性をひたすら累積させていく。 …

イーヴォ・ポゴレリッチ@サントリーホール 2005/10/23/Sun.

初ポゴレリッチを見に行って、さっき帰宅。印象が強烈なうちにエントリを。 まずプログラムが全部差し替えには驚いた。事前に聴きこんでいたのに…。元の予定ではベートーヴェン(ピアノソナタ24番、32番)、ラフマニノフ(楽興の時)、スクリャービン(ピア…

宅配便の預け受けサービスについて

家には不在のことが多いので、宅配便を受け取るのが大変だ。本当に近所のコンビニや駅で預け受けサービスをやって欲しい。今回も宅配便会社の不在連絡票が4回ほど入っていたので、宅配便会社も大変だと思うのだ。 例えば、消費者が50円、宅配便会社が50円負…

ヴラディーミル・アシュケナージ / スクリャービン:ピアノソナタ全集

先日のエントリで触れたゲルギエフの「春の祭典」だが、そのCDには同時に、スクリャービンの「法悦の時」が収録されていた。 スクリャービンは変な作曲家だ。例えば、この曲が意味しているのはその名の通り、いわゆる性的なアレというか、要するにエクスタシ…

ゲルギエフ / ストラヴィンスキー:春の祭典、他

ゲルギエフ指揮キーロフ歌劇場管弦楽団のストラヴィンスキー。圧倒的な存在感を持った音が力強く胎動する。下手なノイズもぶっ飛ぶ地響く爆音、襲い掛かる楽器の立体的で強固な布陣。この世のものとも思えぬような、まさに魔術的な世界が繰り広げられる。大…

村上ファンドについて

個人レベルでの財テクがよくて、村上ファンドの金儲けがよくないというのはいまひとつピンとこない。阪神の経営陣がこれまでファンへの還元をおこたっていたとするならば、それに対する提言をおこなって悪いわけはない。要するに、金儲け集団が阪神の経営に…

小池和夫(作)池上遼一(画) / 赤い鳩 第1〜3巻

幕末を舞台に、元新撰組隊士の馬庭実行がオランダ人宣教師等とともに、日本人の祖先が果たして古代ユダヤ人なのかどうかを突き止めようと旅をしていく伝奇漫画。そこに146年後のハルマゲドンにおける日本とイスラエルの連合を阻もうと、北の国や南の国から送…

よしながふみ/ 大奥 第一巻

よしながふみがなんと大奥に挑戦。しかも謎の奇病のために男子の数が激減した架空の江戸時代が舞台。貴重な男性を大切にし、家をついで働くのは女性のほう。そのため、将軍は女性。そして、大奥にいるのは美男ばかり三千人という驚くべき設定だ。よしなが流…

少女漫画をめぐって

漫画を中心としたサブカル系雑誌らしい『フリースタイル』vol.2の鼎談「私たちの『少女漫画』」がおもしろい。参加者はやまだないと、よしながふみ、福田里香。個々の指摘が個人的な賛否はあるものの興味深い。いくつか箇条書き的にピックアップを。 ●よしな…

草間弥生@松本市美術館

草間弥生の作品が自らの神経の病と関連していることは明らかだが、初期の表現主義的な、いわゆる「おぞましきもの」の直接的な表現から、後のカラフルな色彩のなかあらゆるものをドットが侵食している感動的な作品群に至るまで、彼女の作品をまとめて見られ…

沈黙の声――遠藤利克 ビル・ヴィオラ キムスージャ@東京都近代美術館

こちらも駆け足。他の展示はそっちのけで「沈黙の声」の企画のみ。しかも、目的はビル・ヴィオラの「追憶の五重奏」だ。 ヴィオラの当作品は何らかの追憶に耽り、悲しむ5人の人物の1分程度の映像が15分に引き伸ばされている無音の映像にほかならない。当初、…

岡崎乾二郎展@南天子画廊

岡崎乾二郎展@南天子画廊(京橋)では、久々に岡崎作品を見ることができた。時間がなかったので、駆け足だったのだけれど。

朝霧JAMの環境について

朝霧JAMの各公演については先日、簡単にエントリしておいたが、公演のおもしろさに限らず朝霧JAMにはなにか特別感というようなものがあって、なにより、これが終わると今年の夏フェスも終わったなぁなどという感慨に耽ってしまう。 しかし、夏フェスに興味が…

朝霧JAM

昨年とは大違いの快晴の二日間。最高でした。 初日の発見はA Hundred Birdsだろうか。ただし、非常に眠かったのだ。仕事に忙殺された1週間であったうえ、2時間半の睡眠で運転5時間だとさすがに疲れる。なので、いまひとつ印象に残っていない。要するに本当は…