有償と無償の見極め

 得意先からの依頼に対し、どこまで無償で対応しどこから有償で対応するのかに関する判断は、もっともっと慎重になってよい。それほど重要なテーマだと認識すべきだ。つまり、何でも無償で受けてしまうことは単に馬鹿だが、すぐに「それをするには費用がかかる」という返事をしてしまうことにも問題がある。要するに目指すべきことは、馬鹿げた依頼に対しても別途コスト吸収が可能なときには無償での対応を検討すべきであり、その先に自社と得意先の双方の成功を実現していくことだ。