朝霧JAM 二日目 2006/10/08/Sun.

 初日に書いてからかなり時間が空いてしまったので、取り急ぎメモ。二日目は毎年恒例の陣馬太鼓(本門寺重須孝行太鼓保存会)でスタート。続いて朝からヒップホップというのも変な感じだが、フレンチ・ヒップホップのHOCUS POCUS。比較的POPで朝にも合う。しかも、予想外に良い。次いでムーンシャイン・ステージに移動し、クール・ワイズ・メン。すごく気持ちの良いマタリ感のあるスカ・サウンド。そのまま続けて、ナイト・ジャングル。ここで触れたGOMAの新バンドだ。やはり素晴らしい。まだまだ今後の進化を期待させる。レインボー・ステージに移動し、途中からウォリアー・チャージへ。ヘビーなサウンドがかなり好み。ちゃんと聴けなかったことが悔やまれる演奏。
 そして、また、ムーンシャイン・ステージに移ってザイオン・トレイン。今回は昨年の来日公演以上にファンキーで笑えた。野外で聴くとノイジーさは拡散し、半ズボン姿の元気の良い白人MCの勢い一発になってはいるものの、1時間15分をワンパターンで押し切る強引さは大したもの。「フジヤマ〜!」「よろしく〜!」「I Say Zion, You Say Train. Zion ! (Train !) Zion ! (Train!)"」と何度も何度も叫び、観客を引っ張る。率直に言って、この1年であまり変わっていない曲のバリエーションはもっと増やしたほうが良い。
 ブリンズレイ・フォードは単なるDJプレイだったので早々に離脱し、V∞REDOMSへ。実際のところV∞REDOMSは朝霧に合わないんじゃないかと思ってたのだけれど、とんでもない! まさに最強のプレイ。3台のドラムによる強力なリズムに合計54弦のギター。そして、EYEの絶叫。モダンで原初的な衝動が夜の朝霧アリーナに満ち溢れる。あまりにも濃密な音に押しつぶされそうになりながら、訳も分からずただ体が動き続ける。