WAYNE WONDER @ NAGOYA Blue Note 2004/4/28

27日に書いたようなWAYNE WONDER評は大幅に修正(笑)。CDはだいぶ作りこんでいることが判明。思ったほど美声じゃなくて、声はかすれているし、歌もそんなに上手くなかった。高音が出ないし、声の伸びもあんまりなかったなぁ。
じゃあ、おもしろくなかったのかと言われるとそうでもない(歌が下手というのなら昨年見たASWADも下手糞:笑)。今回は全体的にロックコンサートみたいだった。ドラムとベースが強調されていて声が聞こえない瞬間も非常に多かったし、服装も赤いTシャツに赤い革ジャンでダサい(まぁレゲエミュージシャンはあんまりお洒落じゃないけれど。ただしASWADはお洒落)。ロックだと思えば、声がかすれてたり、歌が下手なのだって悪くない。実際一番しっくりきた曲もあの殺伐としたギャングスタソングのENEMIESだった。
演目は前半は分からなかった。中盤でThompson Twinsの"Hold Me Now"(懐かしい!)をやって以降は、アルバム"NO HOLDING BACK"からの曲で、こちらの方がやはり盛り上がっていた。代表曲であるNO LETTING GOは連続して2回、アレンジを変えた形でメドレーのように長時間演奏をしたが、これらのアレンジも成功してたとは…。
結論としては、やはり甘〜く歌い上げるのを想像していたために、少しがっかり。ロックを聴くのなら、他に行く。