砂漠のブルースに開眼

ティナリウェン / アマサクル
カダフィのキャンプに集い、革命理論を学んだメンバー達が結成したバンド、ティナリウェンのセカンドアルバム。静かで素朴な音に乗せて歌われるのは、強靭な不屈の精神。砂漠のブルース最高! 確かにじわっと癖になる音で、最近はこればっかり。
最後の曲に至っては、なぜかディジュリドゥが使われているなど、意外に音楽性の幅も広い。4曲目を聴いたときは、何となく抵抗のダブ詩人リントン・クウェシ・ジョンスンみたいだと思ったしね。