ブリトニーのプロデューサーの奏でるHipHopに感動

カニエ・ウェスト / ザ・カレッジ・ドロップアウト
HipHopシーン昨年最大の問題作。さすがにヒットメーカーだけあって、音作りのクオリティはさすが。
ライムもインパクトがあり、カニエ自身の自伝的な作品になっているのだが、短い1stトラック「イントロ」で「子供達が喜ぶような歌を作ってくれよ!」と言われ、続く2ndトラック「ウィー・ドント・ケア」で「それなら子供達のためにちょうど良い曲があるよ」と歌われるのは、ドラッグを売りさばいてここまで生き延びてきたという内容。しかも「さぁ子供達、歌うんだ」と言ったかと思えば、いたいけっぽい子供達の舌足らずな歌声と一緒にコーラス。「ドラッグを売りさばいて生き延びる…♪」(笑)。
最後まで琴線わしづかみものっす。