ウェインズ・ワールド1、2
それぞれの監督名はどうでもよい。登場人物に魅力があるというわけでもない。全体を通して力強い勢いに満ちているわけではないし、そもそも物語さえないと言っていい。重要なのは、次々と繰り出されるくだらない笑いに付き合える体力があるかどうか。ただそれだけが問われる。断っておくが爆笑なんてできない。少なくとも日本人には。だが、ある種の映画の終焉の姿が、と言うよりも終わった映画の姿が、ここにはある。そして、そのだらしなさが魅力的に見える、かもしれない(笑)。
- 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
- 発売日: 2003/09/26
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