レイ・ハラカミ @ NAGOYA QUATRO 2006/07/21/Fri.

 どうでも良いかもしれないけれど、今年は見に行ったライヴの本数が昨年と比べて非常に少ない。歳をとったせいかとも思うのだだけれど(歳をとると皆ライヴになど行かなくなる)、仕事が忙しいことにかまけて、ついついチケット争奪戦にも後手に回ってしまいがちだ。
 昨日も仕事が終わらずに遅刻し、前座のファナ・モリーナがほとんど見られなかった。残念。と言うか、ファナ・モリーナが出ることさえ知らなかったというのは、やはり自分の情報収集意欲が明らかに低下しているのだ。
 ところで、レイ・ハラカミだ。彼のメロディアスなテクノは力強くビートを刻んで観客を積極的に躍らせようとはしない。キャッチーなメロディを“ほんわかした”音色で奏でながら空間を揺らしていく。ただし、感覚的に作られていると言うよりは、知的に構築された音楽ではあり、大雑把に言えば3〜4種類の音の系列の組み合わせになっているのではないだろうか。
 前日の睡眠時間が4時間だったので、まぁ少し、ぼうっと、要するに眠かった。
 彼の背後のスクリーンに展開される通俗的なイメージには辟易。VJ担当のニック・スミスはいまいち。