フジロック・フェスティバル'06三日目 2006/07/30/Sun.

 この日はザ・リフュージー・オールスターズ・オブ・シエラレオネから。シエラレオネ共和国からの難民オールスターズ。楽しい。決して洗練されたパフォーマンスではないが、演奏することの楽しさに満ちている。踊りと不可分な音楽。
 小野リサフィッシュマンズキリング・ジョーク。そう、キリング・ジョークは圧巻だった。21年ぶりの来日。伝説は健在。
 スーパー・ファーリー・アニマルズ。静かな美しいポップソングであるにも関わらず、奇妙な齟齬感が付きまとう。例えば、会話が滑らかに進んでいるにもかかわらず、どこがどうとは言えないのだけれど、何か理解しあえていないかのような…。そして、この割り切れない齟齬こそが、彼らの音楽を耳に凡百のバンドと決定的に決別させている。そもそも僕らはそう簡単にう分かり合えるものではないのだ。スーファリは聴き込んでみようと思う。
 ハッピー・マンデーズで踊りまくって、2006年度のフジは終了。セカンド・サマー・オブ・ラブ。マッドチェスター。快楽中心主義的な彼らの音は今聴いても心地よい。1曲目にいきなり「ルース・フィット」をやられたら、脳内麻薬が分泌し、自然に体が動き出してしまう。
 
FRFオフィシャル
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