ついに今日はビースティーズ!

 朝からワクワクして落ち着かない(笑)。とりあえず最新アルバム『トゥ・ザ・5ボローズ』を聴きなおす。ロック的感覚に裏打ちされながら、トラディショナルなスタイルでのヒップホップが全面的に展開される。やはり最高にかっこいい!
 朗読と歌の境界上に存在するヒップホップというジャンルにおいては、ビースティーズの音楽は歌よりに位置していると言える。彼らは音痴とは言わないが、おそらく歌はさほどうまくない(笑)。だが、それにも関わらずこれだけの音楽が作られるところが彼らの凄さであり、同時にパンク以降の、あるいはより広く採るならばポップミュージックの可能性があるのだと思う。