The Tears / Refugees

 元Suedeの二人、ブレット・アンダーソンとバーナード・バトラーが和解し、バンドを結成したというニュースは嬉しい驚きだった。そのバンドThe Tearsの先行シングルを購入。1stアルバムの発売はまだまだ先だが、それまで待ちきれなかった。
 バーナード・バトラーが2ndアルバムでSuedeから脱退し、彼のドラマチックなギターサウンドが失われたことはSuedeにとって大きな痛手だった。その後のバーナード・バトラーのソロは率直に言って過剰装飾気味の音作りが気に入らなかったし、一方、それに比べるとバトラー脱退後のSuedeは3rdアルバムこそ好調を維持したものの、その後はやはり失速してしまった。
 では、The Tearsはどうか。早急な結論は避けるが、このままではSuede以降の新たな地平は期待できそうにない。もちろん1stアルバムは絶対に買うし、必ず何回かは聴き込む。それから判断したいと思う。期待値が高すぎたのかもしれないのだけれど…。とにかく判断保留へと逃げる。
 

Refugees [CD2]

Refugees [CD2]