サマーソニック'06大阪二日目 2006/08/12/Sat.

 しっかりと見たのは、エディターズ、スクリッティ・ポリッティシャーラタンズフレーミング・リップスのみ。
 エディターズは歌声を際立たせる演奏をしていたが、確かにボーカルの声はモリッシーに似ていて存在感がある。ただし、曲そのものは優等生的な過不足のなさがやや物足りない。スクリッティ・ポリッティのために泣く泣くディヴェンドラ・バンハートを捨てたのだけれど、まぁ捨てた甲斐はあったと思う(バンハートを見ていてもそう思ったとは思うが)。意外にオーソドックスな音楽。いまこういう音楽を誰が聴くのだろうか?
 シャーラタンズは演奏のバランスの悪さは相変わらずだが、まぁ容赦すべし。UK屈指のメロディメイカーぶりは健在。セットリストは想定の範囲内だが、今回、最も意外だったのは99年発売の『アス・アンド・アス・オンリー』収録の「マイ・ビューティフル・フレンド」。これまでのライヴでは、基本的にはアルバム収録バージョンを踏襲し、美しいメロディラインをこそ重視した演奏だったが、今回はドラムを強調し、非常にハードなロックサウンドに様変わりしていた。ただし、率直に言って、この曲にこのアレンジはないと思う。
 残るフレーミング・リップスについては、8月17日のエントリを参照のこと。
 
SUMMER SONIC オフィシャル
http://www.summersonic.com/