サマーソニック06の来場者数

 BARKS 2006年8月17日の記事によれば、今年のサマソニも、フジロック同様来場者数は史上最高となり、18万人とのこと(フジロックは13万1,000人)。来年は大阪会場の移転を行い、20万人の大台を目指すのだとか。
 
●東京
8/12 5万5,000人  8/13 5万5,000人  合計 11万0,000人
●大阪
8/12 3万5,000人  8/13 3万5,000人  合計 7万0,000人
 
⇒ 大阪の音楽マーケットは東京の60%程度?
⇒ 土日ともに来場者数に差がないのは、音楽好きの固定客がついているから?
 
 後者についてだが、今年のフェスを見ていると、特定のミュージシャン/バンドへの集中が顕著な気がするのだけれど*1、趣味嗜好の単一化が進んではいないか? 「音楽好き」が「同じ音楽好き」だとすれば、それは気持ちが悪い。「新しい音楽との出会いの場としてのフェス」は現実的にどれだけ機能しているのだろうか?
 
 フジもサマソニも絶好調だが、主催者はその原因をどう考えているのだろうか? 
 

*1:今年のサマソニ大阪は、昨年と比較して入場規制がかかるライヴが多い印象。つまり、同時刻に開催されるライヴがあっても、特定のライヴにのみ客が集中している。