2005-02-16から1日間の記事一覧

ユーモラスな屈折感を漂わせるチェンバー・ロック

●die knodel / Panorama レコメン系チェンバー・ロックの雄die knodel。チェンバー・ロックというのは、室内楽風ロックのことであり、要するにヴァイオリンだのヴィオラだのコントラバスだのといった楽器を使ったロックのこと。ただし、ロックと言うと、かな…

ユーモア・ミステリーの佳作

●ドナルド・E・ウェストレイク『我輩はカモである』(ハヤカワ・ミステリ文庫) ドートマンダー・シリーズに代表されるウェストレイクのユーモアミステリー群は大好きだ。この本もなかなかよろし。見知らぬ叔父から莫大な遺産相続された主人公。この主人公が…

少々冗長なプライシング解説本

●青木淳『プライシング』(ダイヤモンド社) その名のとおりプライシングに関する解説書。値付けというのはマーケティングにおいてかなり重要性の高いテーマだが、この書物が最良の解説書というわけではないな。コストに利益を上乗せするプライシングや、単…

パフォーマンスのムラ

あまり人はそう思っていないようだが、僕は仕事のパフォーマンスにムラがあるほうだと思う。つまり、パフォーマンスが高いときとそうでないときの差が大きいほうではないかと思う。今週の前半はかなり高いパフォーマンスを維持できていたのだが、今日の午後…