フジロック・フェスティバル'06二日目 2006/07/29/Sat.

ミステリー・ジェッツ。興味なし。 ビッグ・ウィリーズ・バーレスクの演奏は好みではあったのだけれど、チラッと見るだけで、ザ・ベネヴェント・ロッソ・デュオへ。オルガン×ドラムの構成なのだが、非常に盛り上がる。ただし、基本的にウェルメイドなロック…

フジロック・フェスティバル'06初日 2006/07/28/Fri.

気がつけば、フジは遠くなりにけり。既に日にちが空きすぎ1週間以上が過ぎたが、とりあえず備忘録を兼ねて即興メモ。 諸事情によりオープニングのザ・ストリング・チーズ・インシデントは間に合わず。しかも、徹夜明けのため体調悪し。先行き不安なスタート…

Fuji Rock Festivalまで、あと5日

現在の予定は下記のような感じかな。 初日(28日)はストリング・チーズ・インシデント、フロッギング・モリーと言った昨年の朝霧ジャム参加組でご機嫌なスタートを切り、テリー・アダムス&スティーヴ・ファーガソン・カルテット、ノース・ミシシッピー・オ…

レイ・ハラカミ @ NAGOYA QUATRO 2006/07/21/Fri.

どうでも良いかもしれないけれど、今年は見に行ったライヴの本数が昨年と比べて非常に少ない。歳をとったせいかとも思うのだだけれど(歳をとると皆ライヴになど行かなくなる)、仕事が忙しいことにかまけて、ついついチケット争奪戦にも後手に回ってしまい…

コールドプレイ @ レインボーホール 2006/07/17/Mon.

コールドプレイ名古屋公演。「スクエア・ワン」「ポリティーク」「イエロー」で始まり、「イン・マイ・プレイス」「フィックス・ユー」で終わるという、昨年のフジロックでのライヴと似たようなセットリストであり、演奏であった(フジロックでの公演につい…

ニール・ジョーダン / プルートで朝食を

お奨め。どこに辿り着くのか明らかならぬ主人公の旅は見ているうちに美しいエンディングを迎える(『あなたがいたら / 少女リンダ』のエンディングを思い出した)。ニール・ジョーダンって昔はこけおどしの演出しかできないという印象があったのだけれど、い…

あな忙しや

更新するよりは寝るべし。今週からは楽になるような気がするので、更新頻度が上がるかも。ちなみに今年はあまりライブに行っていないので、たぶんフジロックには参加。トム・ヨークの新譜については、また今度。

J・J・エイブラムス / M:i:Ⅲ

想像通りの映画。可もなく不可もなく。 M:i:Ⅲ公式サイト http://www.mi-3.jp/

スパイク・リー / インサイド・マン

「社会派」スパイク・リーによる娯楽映画。これぐらいの出来栄えであれば、金を払って劇場で見る価値はある。 物語の題材は銀行強盗。銀行強盗のリーダーを演じるのはクライブ・オーエン。銀行に立てこもった4人の強盗団と交渉する警官がデンゼル・ワシント…

最近のロックの新譜について

先日触れたレッド・ホット・チリ・ペッパーズに続き、パール・ジャムやプライマル・スクリームの新作がなんとも素晴らしい。今年はロックの当たり年だ。 パール・ジャムの新作は、正義を希求し現実を告発する本格派アメリカン・ロックの剛速球ど真ん中だ。ロ…

石川雅之 / もやしもん第3巻

今回も様々なウィルスが登場し、かもしてます。一番気に入ったのは、ボツリヌス菌。「かもして、ころすぞ」「かもしころす」とつぶやきながら、毒素を吐きまくる。あと、幻の2百年ものの古酒の話も、夢と幻滅がいい感じにかもし出されてます。相変わらずの…

筆坂秀世 / 日本共産党

セクハラ疑惑で共産党を離党した元最高幹部による共産党批判の書。期待せずに読んだのだけが、思ったよりもおもしろかった。 本書を読んで改めて思ったのは、共産党に対するイデオロギー的な批判など、ほとんど意味はないのではないかということだ。ここに現…

素直シュール

ツンデレはもう古くて、次は「素直シュール」だとのこと。素直シュールは「素直クール」から派生したのだとか。確かに素直シュールが萌え属性であるというのは分からなくもない。 http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1940845/detail

レッド・ホット・チリ・ペッパーズ / ステイディアム・アーケイディアム

レッチリ4年ぶりの新作は2枚組みの大作。1枚目がジュピター、2枚目がマーズと呼ばれている。レッチリらしいとしか言いようがないシンプルで豊かな音楽性に満ちた珠玉の名曲ぞろいだ。 貧しさ以外のものを知らずに死んだ女性を歌う1曲目「ダニー・カリフォ…

鯨統一郎 / 新・世界の七不思議

鯨統一郎の98年のデビュー作『邪馬台国はどこですか?』の続編。バーで酒を飲みながら、世界史上の7つの謎を事実や文献をもとに有無を言わさぬ(?)法螺話的謎解きをするというストーリー。僕はこの手の話は好きなのだ。新・世界の七不思議 (創元推理文庫)…

ダニエル・ピンク / ハイコンセプト

これからはロジカルな理性の左脳だけではなく、は感性の右脳が大事と言う本。左脳だけでダメな理由は次の3つ。 1.世の中が豊かになり物質的な満足は満たされてきたので、人々は非物質的な満足を求めるようになった。 2.製造部門だけでなく、プログラミ…

御立尚資 / 使う力

創刊されたPHPビジネス新書の一冊。出張時の新幹線で読むために購入。 この新書の第一弾は他にも大前研一、堀紘一、中谷巌の本が出ていたのだが、大前研一の本は従来からの主張の焼き直しであり、語学が大事、財務が大事などと言うだけなので却下。堀紘一の…

ジョージ・クルーニー / グッドナイト&グッドラック

ジョージ・クルーニーの監督作品。この映画はマッカーシズム(赤狩り)の嵐が吹き荒れるさなか、マッカーシーに敢然と立ち向かったCBSの実在のニュースキャスター、エドワード・マローを描いている。マッカーシーについては、なんと本人自身のドキュメンタリ…

ロン・ハワード / ダ・ヴィンチ・コード

監督がロン・ハワードとあっては、これぐらいの水準では物足りない。一番、ひっかかるのはイアン・マッケラン演じるリー・ティービング卿がまったく魅力的でないところ。この手の物語で魅力的な老人が出てこないのは致命的だ。また、物語上、女性が重要なモ…

ベル・アンド・セバスチャン / ライフ・パースート

今年の初めくらいに買ったような気がするが、何度聴いても素晴らしい! ベルセバは近作も快調。彼らの音楽は間違いなく、現在、最もキュートで、最も知的なポップ・ミュージックだ。知的だという点を忘れてはいけない。彼らの音楽はとてもナチュラルな印象を…

猪口孝 / 国際政治の見方

国際政治論の第一人者、猪口孝による日本外交の解説書。僕はこの世界には詳しくないこともあり、次々と論点を紹介していくという本書のスタイルはあまり腹に落ちず、どうも何かを理解できたという気がしない。このジャンルはもう少し勉強してみないと何も言…

奥村宏 / 「まっとうな会社」とは何か

法人資本主義論の第一人者、奥村宏による会社論の講義兼ブックガイド。講義としてはざっくりしすぎていて内容的に物足りないが、文献案内としては有益。「まっとうな会社」とは何か作者: 奥村宏出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2006/02/16メディア: 単行本…

内田和成 / 仮説思考

BCG本のひとつ。分かりやすく非常に有益な本。一時のロジカルシンキングやクリティカルシンキングのブームが過ぎ、最近は構想力とか仮説だとかを目にする機会が多い。確かにこれも一過性のブームだろうとは思う。だが、ロジカルシンキングにしろ、仮説力にし…

スティーヴン・D・レヴィット、スティーヴン・J・ダブナー / ヤバい経済学

アメリカ版の『反社会学』(パオロ・マッツァリーノ)。データに基づき、既存の常識をひっくり返す。この手の本はやはりおもしろく、アメリカでベストセラーになったというのも頷ける。例えば、日本の相撲界で「八百長」が行われているということも、本書に…

YouTubeあれこれ

検索してみると、おもしろい作品が次々にアップされている。今日は思いつくままにあれこれと見たので、備忘録を兼ねていくつかを紹介。 ●作家系 ・TDK広告 なんとアンディ・ウォーホルがTDKのCMに出演している。「イマ人を刺激する」っていう寒いコピーも時…

YouTubeについて

遅ればせながら動画共有サービスYouTubeにはまっている。YouTubeについては、とりあえずここを参照。

スーザン・ストローマン / プロデューサーズ

傑作などと持ち上げる気には到底なれないけれど、一見の価値はある。 大げさな演技にありきたりなストーリー。どうでも良いことであっても、大げさに歌い踊られるのを見ると、正直言ってついて行くのはつらい。ベタなアメリカン・ジョークを素直に楽しめない…

ジム・ジャームッシュ / ブロークン・フラワーズ

ジャームッシュの最新作。ジャームッシュらしいオフビートなミニマリズムは健在だが、ビル・マーレイ独特のとぼけた雰囲気が映画全体に漂う。ビル・マーレイ演じる主人公の名前は『マイアミ・バイス』のイケメン俳優ドン・ジョンソンならぬ、"t"が多いドン・…

ガス・ヴァン・サント / ラストデイズ

カート・コバーンの最期の日々をモチーフにしたフィクション。感情移入への誘いを一切排したカメラが淡々と凝視する。ニルヴァーナの曲は一切出てこない。 同じ出来事が異なるポジションのカメラによって何度か見つめなおされることによって、時間軸は曖昧に…

成分解析 on WEB

今更ながらにやってみた。 chem-duckの68%はハッタリで出来ています chem-duckの22%はミスリルで出来ています chem-duckの8%は言葉で出来ています chem-duckの2%は成功の鍵で出来ています 68%がハッタリで、成功の鍵はたったの2%というのは笑えません… まぁ…